インターネットで馬券を購入するために必要な即PATの説明と、その登録に使える銀行を比較しています。
該当口座を持っていない場合、即PATに申し込む前に口座を新規開設するのですが、ここは申込みから開設までが早いネット銀行(住信SBIネット銀行・ジャパンネット銀行・楽天銀行)がオススメです。
ネット銀行は都市銀行に比べると、申込みから利用開始まで最短1週間と手続きも早く、振込手数料やATM利用手数料がお得だったり、金利が高いので資産運用にも適しているといえます。またインターネット上だけで手続きできるということは、昼間多忙で銀行に行くことができない方にとっても時間を気にせず利用できます。
店舗・支店がないと不安という方もいると思いますが、メールでの問合せやカスタマーセンターにて電話での応対もしっかりしていますので、わざわざ出かけなくても自宅で疑問や手続きが解決できます。また店舗・支店がないため余分な経費がかからずに手数料が安く、金利が高いというメリットがあります。
馬券は競馬場やWINSと呼ばれる場外勝馬投票券発売所で購入するのが一般的ですが、パソコン・スマートフォン・携帯電話を使ってインターネット購入することが出来ます。その代表的なシステムがJRAが提供している『即PAT』です。
即PAT会員になるには、20歳以上でJRA指定の銀行口座を持って開設していることが必要です。会員登録に使えるJRA指定の銀行とは、『住信SBIネット銀行』、『ジャパンネット銀行』、『楽天銀行』、『三井住友銀行(SMBCダイレクト)』、『三菱東京UFJ銀行』となっており、既にいずれかの口座を開設している場合は、勝馬投票券の発売時間帯(JRA・地方競馬)に登録が可能です。
下記は各銀行の振込手数料と預金金利の比較表です(2013年9月1日調べ)。
同銀行宛の振込は都市銀行・ネット銀行ともに無料ですが、他銀行宛は都市銀行だと最低210円かかるのに対して、住信SBIネット銀行は月3回までは無料、ジャパンネット銀行は168円~、楽天銀行は160円~となっています。
金利も都市銀行は10年定期預金でやっと0.100%になるのに対し、ネット銀行だと1年目で0.200%を超えている銀行もあります。
振込手数料 | 定期預金金利 | ||||||||
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同銀行宛 | 他銀行宛 | 100万円未満の場合 (2013/8/1調べ) |
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3万円未満 | 3万円以上 | 3万円未満 | 3万円以上 | 1年 | 3年 | 5年 | 10年 | ||
住信SBIネット銀行 | 無料 | 月3回まで無料 4回目以降150円/回 |
0.250% | 0.350% | 0.220% | - | |||
ジャパンネット銀行 | 52円 | 168円 | 262円 | 0.100% | 0.102% | 0.155% | 0.410% | ||
楽天銀行 | 無料 | 160円 ※条件により最大5回まで無料 |
250円 ※条件により最大5回まで無料 |
0.26% | 0.19% | 0.40% | - | ||
三井住友 銀行 |
ATM(現金) | 210円 | 420円 | 420円 | 630円 | 0.025% | 0.030% | 0.030% | 0.100% |
ATM(カード) | 無料 | 210円 | 420円 | ||||||
インターネット | 無料 | 210円 | 420円 | ||||||
三菱東京 UFJ銀行 |
ATM(現金) | 105円 |
315円 | 420円 | 630円 | 0.025% | 0.030% | 0.030% | 0.100% |
ATM(カード) | 無料 | 262円 | 420円 | ||||||
インターネット | 無料 | 210円 | 315円 |
1人1銀行に1口座持てるので、すでに都市銀行を持っている方も、ネット銀行を開設してみてはいかげでしょうか?ネット銀行は口座維持費も無料で開設も気軽にできます。資産運用やネットオークション用として都市銀行の口座と使い分けるのもオススメです。